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2006年9月28日 (木)

里海と里山について(2)

波平さんのコメントに答えて(その2)

(7)これまでは、ヨソモノを排除しようとする地域の人々(主に漁師です)と、海をもっと〝広く〟〝自由に〟利用したい地域外からアクセスしてくる人々とのトラブルに対しては、お役所的な「調整」という考え方(「調整行政」という言葉もあります)で対応してきたのが問題を解決させるための主な手法であったのです。
(8)しかし、こんな根本の問題解決の先送りの方法では、解決できない時代になりました。
(9)現実には、「海は誰のものでもないのだから、漁師に迷惑をかけないように海で遊ぶだけにすぎない自分を、出て行けと排除するのはおかしい」と裁判所に訴えれば、「オラガ港」「オラガ海」の先住者たちが「負ける」判例もでてきたのです。
(10)たしかに、どちらが正しく、どちらがまちがっているという、ケンリの言い合いによって、「勝ち」「負け」を論じながら、結果的な「判決」の何勝何敗で、どちらかの「言い分」が法律的にも「優勢」として軍配を上げ「勝ち組」をきめるような解決の仕方もないわけではありません。「民主」国家ですから、このようなシロクロはっきりさせることもできますし、また必要だとおもいます。
(11)こういう事例も、[季刊里海]でわかりやすく紹介していきたいと思います。
(12)しかし、最近になって「シロクロ」の付け方は、どちらかが「勝ち組」になる法律(実定法規)的に正当な「言い分」かをより分けていく方法ではない、もう一つのシロクロの付け方があるのではないかと思うようになりました。(その3につづく

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