« FISの「日本のニュース」に里海が紹介されました | トップページ | 創刊号記事訂正 »

2006年10月31日 (火)

10月20日発売はじめました

[季刊里海]SATOUMI-MAGAZINE(通称「サトマガ」)

10月20日(金)に創刊しました。

01s海と人のかかわり方をテーマにした雑誌「里海」。〝でる〟〝でる〟といいながら1年もたって、ようやく完成、発売です。当初からご購読ご予約をいただいていた皆様にご報告とともに、発行が遅れましたことをお詫びいたします。ご購入希望者は、直接発行先「まな出版企画」あて注文してください。複数号予約していただければ送料は無料です(当号だけの場合は100円ご負担下さい)。もよりの書店さんに注文(発売先「れんが書房新社」)していただいても手に入れられます。

〔画像〕福井県若狭高浜在住の画家・貝井春治郎さんのスケッチ日誌(平成13年2月14日)「磯見漁」(c)Harujiro,Kaii 。早春のワカメ刈り漁をする自らの姿を描いたものです。

目次は次の通りです。

[季刊里海]2006年秋 創刊号(第1巻第1号)

も く じ
§巻頭エッセイ  いりあい・よりあい・まなびあい 島上 宗子

特集その1 里海って何だろう?
  語る人:金萬智男/菊地則雄
  江戸前の「浅草海苔」を復活させよう!
  ―〝めぐりの里〟づくりと里海運動      

絶滅危惧種〝アサクサノリ〟を次の世代に引き継ごう

アサクサノリ復活計画―チャレンジ日誌  金萬 智男

里海の主体者と〝めぐり〟の思想―里海論メモ

§江戸から明治へ―発掘人物列伝① 藻類学者 岡村金太郎の巻
名作『浅草海苔』のもう一つの読み方 南陀伽紫蘭

§岡村金太郎著『浅草海苔』(明治42年刊)―名称起源と年代

特集その2 海は誰のものか?[土地と水・海の所有と利用システムは今どうあるべきか]
特別座談会:「海は誰のものだろう?」(上)
 ―ダイビングスポット裁判を検証する
  出席者:池田恒男/佐竹五六/新里秀範/成田健治/河合正典/田中平八
        
佐原  聡/司会・田中克哲

§解説―大瀬崎と沖縄の二つのDS訴訟の間にあるもの

地域レポート §島根県松江市片句  K・S
[中電・島根原発第3号機建設による財産権侵害を訴える]
イワノリ採取権者が埋立工事差し止め請求起こす

里 海 随 筆  山椒魚の故郷 長谷部文孝

味探検紀行 利根川天然下りウナギとマガモ料理―千葉県小見川「うなせん」

§[季刊里海]発刊にあたって
§編集後記「一種一瓶」

まな出版企画:発行/れんが書房新社:発売

|

« FISの「日本のニュース」に里海が紹介されました | トップページ | 創刊号記事訂正 »

コメント

“里山”っていう言葉は、内山節氏の活躍などがあって、もうすっかり定着した感がある。が、不思議と“里海”って言葉はいまいち通りが悪い。自然はほったらかしじゃなく適度に人の手入れがされてはじめて生き生きするのだってことが、この言葉を生んだのだと理解しているが、要は“人の云々”の、その“人”って誰のこと?ってところに問題がある。わたしは船釣りが趣味だ。しょっちゅう漁師の方々と接している。笑ったり怒ったりしながら…。
わたし、昨年と今年の2年間かけて、自分の小さなボートで、日本列島を大きく一巡りしたが、この間給油だけのために立ち寄った港を含めて約40数港に入港した。そのほとんどが漁港だった。追い出された港があり、歓迎してくれた港があり、様々だった。概して言うと、一宿一飯の情けを請うって感じで入港させていただいたのだが、漁民の皆さんのオラガ港の感覚には今更ながら驚いた。が、また、わたし自身の身勝手にも、反省すべきところは多い。
本書によっていろいろ勉強し、啓発を受けたいと願っている。
季刊だとか、それなら購読が可能だ。楽しみにしている。
どうぞよろしく<(_ _)>。

投稿: 波平 | 2006年10月14日 (土) 10時09分

波平さんへ
(返信1です)(いつもながらのMLのように返信を書いていたら長くなったので2本に分けますね)
第1号コメントが波平さんというのは、とても光栄です。「里海」(さとうみ)が、「里山」と同じように「市民」の多くの人たちに「認知」(とおりがよくなる)されるようになるかどうかは、波平さんを「怒」らせる「オラガ港」の感覚、それも海の男波平さんすら「追い出そうとする」ヨソモノ排除のガンコで画一的な感覚にどう風穴を開けていくのか、ということにかかっているのだということなのですね。そういうつもりで「里海」を考えていこうと思います。
しかし、現実の海の世界は、そんな都合のよいようには動いてくれません。
「開けていく」というよりどうしたら「開くのか」という表現の方が適切です。
それよりも、課題の提起・探求の「か!」ではなく、「オラガ港」の排他感覚は、いったい「開くのだろうか」という諦めの疑問符つき「か?」になる場合の方が、きっと大勢を占めているのでしょう。
「オラガ港」の排他性が、「地域」の秩序を安定させることのできた、ちょっと前の時代までは、功罪相殺して、ヨソモノの海の利用者も「まあ一宿一飯の情」をうけて「しょうがないなあ」と思う程度で、なんとかバランスがとれていたのだと思いますが、これは、現代、通用しなくなりつつあるのも確かでしょう。
 どのように、現代通用しなくなっているのかということの「意見」(事実)をできるだけたくさん集めて本(雑誌)の形で、アナログ的に「理由」と「解決」の事例を整理をしてみたいと考えました。それが、[季刊里海]創刊の一つの理由です。(返信2に続きます)

投稿: MANA | 2006年10月14日 (土) 12時02分

返信2
続きも長くなったので、「里海って何だろう?」のカテゴリーで「波平さんのコメントに答えて」としてブログ日誌に返信1も含めてあらためて投稿します。

投稿: MANA | 2006年10月14日 (土) 15時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/163640/3755336

この記事へのトラックバック一覧です: 10月20日発売はじめました:

» 雑誌[季刊里海]SATOUMIマガジン [The Naoki Case Files]
漂流物学会のメーリングリストに雑誌情報が出ていた。 季刊 里海 編集発行:まな出版企画  発売:れんが書房新社 定価:2,100円+税 ISBN4-944114-07-9 まだ全然読んでいないので内容は判らないが,”... [続きを読む]

受信: 2006年12月 5日 (火) 18時32分

« FISの「日本のニュース」に里海が紹介されました | トップページ | 創刊号記事訂正 »