「水産振興」487号『「里海」って何だろう?―沿海域の利用とローカルルールの活用』が刊行されました
中島著[「里海」って何だろう?―沿海域の利用とローカルルールの活用―]が1冊の本になりました
●「里海」と「ローカルルール」をテーマに、これまで書いてきた小文を、1冊(70ページ)にまとめたものが小冊子になり刊行されました。
●「里海」SATOUMI「さとうみ」ということばが、「水産白書」(平成十九年度)や「海洋基本計画」で書き込まれ、また環境省でも「里海創生事業」がスタートするなど、国の政策として実施されるようになりました。
●なぜ、いま「里海」を各省庁ごとの政策メニューとして取り上げるようになったのか。いったい「里海」ってなんだろう、というテーマで、海を人が利用するという、原点に立ち返って、「今、海の利用」の仕組みをどのように「変えていったらよいのか」、あるいは「変えないほうがよいのか」、また、実態として、どのようなことが「変わりつつあるのか」を整理し、「ローカルルール」というキーワードをリンクさせて提起した試論です。沿岸域利用を考える参考にしていただければうれしい限りです。
●本書には、まだ一般的に定着していない言葉や、また、ききなれない「チサキケン」のような言葉がでてきます。「里海」とこうした、従来から沿岸域の利用のベースとなってきた地域の権利と既存制度とのつながりを、わかりやすく説明するために、注を17項目いれましたが、さらに、説明をしたほうがわかりやすくなる記事もあり、参考付表ととともに、
のページを「MANAしんぶん」サイトに設けましたので、関心のある方は、ご覧ください。
By MANA(なかじまみつる)
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