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2009年9月20日 (日)

「東京湾漁場図」を読み解き、東京湾のいまを考える勉強会、成功裏に終了しました

《「東京湾漁場図」を読み解き、東京湾のいまを考える勉強会》に参加されたみなさま、つごうで欠席されたみなさまへ

「「東京湾漁場図」を読み解き、東京湾のいまを考える勉強会」無事盛会裏に終わらせることができました。はやいもので一週間がたちました。ご参加いただいたみなさま、また今回、都合がつかず欠席されたかたにおかれましても、ほんとうにありがとうございました。

参加人員は、遠方から駆けつけていただいた方も含めまして、およそ100名の参加を得て、開催することができました。

勉強会は、林しん治代表の開催趣旨説明、尾上一明さん、長辻象平さん、西野雅人さんのご講演に続き、河野先生の進行により、会場の参加者から寄せられた三人への質問、及びその他の総括的な内容の質問にそれぞれ回答し、さらにご意見を付け加える方式で活発な討議が行なわれました。

詳細には、質問回答内容の整理など後日まとめるつもりです。一般質問のなかで「勉強会の趣旨である東京湾の昔の姿を知り歴史を学ぶことはよく理解できましたが、この漁場図を勉強することによって、これからの東京湾をよくするために、具体的にどのようなアイデアが生まれるのでしょうか」云々という根源的な質問がありました。

質問者に納得していただける答えが出たかは、正直いいまして、自信がありません。
充分な討議時間を使って、これからの課題としてそれぞれが回答を出して行くことに取り組もうということで、終わることとなりました。

ただ、今回の勉強会では、東京湾のこれからを考えるため、「東京湾漁場図」という従来は正面から取り組んだことがない題材を提供し、その過去の先輩が残してくれた優れた情報の束を共通の財産として共有し、それぞれが課題を設定して行くための初歩を築くワンステップとはなったように思います。

懇親会の席では、この手法を使って伊勢湾や瀬戸内海や他の干潟や開域でも可能かもしれないね、という声が聞かれ、その具体的な情報交換もなされたようです。今後、今回の勉強会で、こうすればよかったという反省点を、そのような次回に取り組むかたがたに活かせるような「課題」の整理と、情報の公開提供を行なって参りたいと考えます。

ひとえに、皆様方のご協力ご後援によりまして勉強会を終了させることができましたことを重ねてお礼申し上げます。
すでに新たなとりくみにスタートです。

追伸のお願い:今回、制作し参加者に配布しました「明治41年『東京湾漁場図』を読む」(A3判カラー東京湾漁場図縮小図〔オフセット印刷〕付き)は、参加者への配布(約100部)の後、まだ残部が150部ほど残ります。会場費・会場案内などの協力者への謝礼等経費の一部は江戸前ESD協議会への助成(日本生命財団)でまかないましたが、テキスト及びカラー版縮小地図制作費、講師謝礼などに充てるため、テキストとカラー版漁場図の1セット:1500円(送料込み:2冊以降複数の場合1000円×冊数+郵送料500円)の販売をいたします。可能なかぎり残り全冊販売したいと考えております。

◎参加されなかったかたはもとより、参加され1セットはおもちのかたも、追加のご注文のご検討をお願い申し上げます。(注文は、事務局中島満:まな出版企画までFAXかメールでお願いいたします。)

2009年9月13日

「東京湾漁場図」を読み解き、東京湾のいまを考える勉強会
代 表 林しん治
事務局 中島 満(電話:03-3319-3127 FAX:03-3319-3137 Mail:
CBA02310@nifty.com
江戸前ESD協議会 代表 河野 博

◎懇親会が勉強会終了後19時ごろまで、2号棟4階魚類学実験教室の実験テーブルを囲み、たった缶ビール1本(何本も挑戦される方もおりましたが)立食・立ち飲み方式で懇親の輪ができ、いろいろなはなしが展開されました。そのばで散会いたしました。

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